Anthropicは、Claudeのメモリをチャットとクラウド上のClaude Coworkで同一化するアップデートを発表した。これまで別々だった文脈が共有され、チャットで積み上げたプロジェクト状況や優先事項を、そのままCoworkのタスク実行に引き継げる。
メモリは会話終了後の要約ではなく、チャット中にトピックとして追記される。例えば締切変更を一度伝えると、次の会話以降もその前提で動く。保存内容はSettings > MemoryのTopics一覧で確認でき、誤った社名などを1ファイル直せば以降の会話全体に反映される。
Free / Pro / Maxでは既定でオン、Team / Enterpriseは管理者が可用性を制御し個人はオフから開始する。機微トピック(健康・信条など)は既定で保存せず、必要なら設定で有効化できる。一方、SSNなど一部情報は機微設定をオンにしても記憶しない。ローカル実行のCoworkにはメモリが載らない点にも注意が必要だ。
実務への影響
長期エージェントやCowork利用では「何を覚えてよいか」の運用設計が必須になる。チーム導入時は管理者設定と機微トピック方針を先に決めるのが安全だ。