キッカケクリエイションは、過去の転職で二次面接以降に選考辞退したITエンジニア221人への調査を公開した。辞退の本当の決め手を企業に正直に伝えたのは「すべて正直に伝えた」26.8%にとどまり、一部のみ・別理由・無言を合わせると71.2%が本音を伏せている。
辞退の最大の決め手は「年収・待遇が希望と合わなかった」24.0%が最多だが、「他社の魅力的オファー」14.0%、「AI開発やDX案件での役割が想定と異なった」11.3%、「面接官の言動への違和感」「求人票との相違」各9.5%が続く。面接官違和感の経験は73.3%(複数回52.0%)で、内容は威圧的態度25.3%、回答の曖昧さ18.5%、長時間労働前提の発言11.7%などだ。
改善要望の最多は「業務内容や役割の具体的な説明」38.5%、次いで求人票と実態のズレ解消28.1%、配属チーム雰囲気の事前共有22.6%。売り手市場では、候補者が面接で企業を評価しており、表面的な辞退理由だけを見ると同じ失敗を繰り返すリスクがある。採用・面接官双方にとって、役割の言語化が競争力になる。