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フロントエンド

Electron 44公開 32bit廃止とmacOS 13必須、clipboardも変更

## POINTS

  • 32bitとmacOS 12サポートが消え、配布対象OSとアーキテクチャの再定義が必要になる
  • clipboardはレンダラ非公開になったため、メインプロセス経由のAPIへ移行する必要がある
  • net.WebSocketやクライアント証明書選択など、ネットワークAPIの回帰確認が重要になる

何が起きたか

Electronプロジェクトは2026年8月25日、v44.0.0を公開した。Chromium 152、Node 24.18.1、V8 15.2へ更新。破壊的変更としてWindows ia32/Linux armv7lの32bit廃止、macOS 12非対応(13以降必須)、clipboardのW3C Clipboard API整合とレンダラプロセス非公開、Linux Unityサポート削除などがある。

背景

Chromium側のプラットフォーム要件に追随しつつ、ネットワークとクリップボードの境界を厳格化した。追加機能にはメインプロセス向けnet.WebSocket、WebContents単位のズーム制御、ウィンドウ状態の保存/復元APIなどが含まれる。

実務への影響

サポートOSマトリクスと配布アーキテクチャの見直しが必須だ。レンダラからclipboardを使っていたアプリはメインプロセス経由へ移す必要がある。クライアント証明書選択イベントの追加やSec-Fetch系の挙動変更は、社内プロキシや特殊なnet.request利用箇所の回帰確認ポイントになる。