何が起きたか
Electronプロジェクトは2026年8月25日、v44.0.0を公開した。Chromium 152、Node 24.18.1、V8 15.2へ更新。破壊的変更としてWindows ia32/Linux armv7lの32bit廃止、macOS 12非対応(13以降必須)、clipboardのW3C Clipboard API整合とレンダラプロセス非公開、Linux Unityサポート削除などがある。
背景
Chromium側のプラットフォーム要件に追随しつつ、ネットワークとクリップボードの境界を厳格化した。追加機能にはメインプロセス向けnet.WebSocket、WebContents単位のズーム制御、ウィンドウ状態の保存/復元APIなどが含まれる。
実務への影響
サポートOSマトリクスと配布アーキテクチャの見直しが必須だ。レンダラからclipboardを使っていたアプリはメインプロセス経由へ移す必要がある。クライアント証明書選択イベントの追加やSec-Fetch系の挙動変更は、社内プロキシや特殊なnet.request利用箇所の回帰確認ポイントになる。