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MameTechNews
フロントエンド

Safari TP 251、Wasm Memory64とimport deferをWebKitへ追加

## POINTS

  • Memory64でWasmが4GB超メモリを扱える道が、WebKitでもようやく開いた。
  • import deferやpopover=hintなど、標準追従の実装をSafari側でも確認できる。
  • TP段階のため本番投入はせず、互換性の先行調査として使うのが妥当だと判断できる。

WebKitはSafari Technology Preview 251のリリースノートを公開した。対象はmacOS Golden GateおよびTahoeで、WebKit変更範囲は317935@mainから319386@main。

JavaScript/Wasmでは、線形メモリが4GBを超えるアドレス空間を扱えるWebAssembly Memory64、モジュール評価を必要時まで遅らせるimport defer、Iteratorのchunks/windows/zip、テキストモジュールのtype: text import属性などが入った。HTMLではpopover=hint、CSSでは@supports at-rule(...)、object-view-box、corner-shape、ident()/inherit()関数なども追加されている。一方でflex/gridへのmargin-trim対応削除など、仕様追従の破壊的整理もある。

本番Safariの安定版ではないが、Chrome/Firefoxで先行していたMemory64がWebKitにも到達した点は大きい。ゲーム・画像・科学計算系の大容量Wasmや、起動最適化のための遅延モジュール評価をSafariでも検証したいチームは、TP 251で互換性と性能を早めに確認できる。