WebKitはSafari Technology Preview 251のリリースノートを公開した。対象はmacOS Golden GateおよびTahoeで、WebKit変更範囲は317935@mainから319386@main。
JavaScript/Wasmでは、線形メモリが4GBを超えるアドレス空間を扱えるWebAssembly Memory64、モジュール評価を必要時まで遅らせるimport defer、Iteratorのchunks/windows/zip、テキストモジュールのtype: text import属性などが入った。HTMLではpopover=hint、CSSでは@supports at-rule(...)、object-view-box、corner-shape、ident()/inherit()関数なども追加されている。一方でflex/gridへのmargin-trim対応削除など、仕様追従の破壊的整理もある。
本番Safariの安定版ではないが、Chrome/Firefoxで先行していたMemory64がWebKitにも到達した点は大きい。ゲーム・画像・科学計算系の大容量Wasmや、起動最適化のための遅延モジュール評価をSafariでも検証したいチームは、TP 251で互換性と性能を早めに確認できる。