GoogleはAntigravityのマルチエージェント枠組み「Teamwork」を更新し、エージェント同士が提案・批判・洗練を自律的に繰り返す運用を拡張した。Gemini 3.7 Flashと組み合わせ、数学・理論計算機科学の未解決問題、サイクル精度のRISC-V CPUシミュレータ構築、EigenやParlayHashへの性能改善の上流マージなどを成果例として示した。
背景には、単一エージェントが途中で誤った前提に合意し、長時間タスクで軌道修正できない問題がある。Teamworkは候補生成・反証・統合のループをパターン化し、Long ProofやDistributed Codingなど課題種別に応じた編成を自動選択する。有料プラン向けに/teamwork-previewとして段階展開される。
実務への影響
- 「大きいモデル1本」より、批判役・検証役を含む協調設計が性能差になり得る
- Flash級を長尺研究・重い実装検証に使う前提が現実味を帯びた
- 人間は目的設定と最終受理に集中し、反復はエージェント網に委ねる運用が試せる