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バックエンド

Amazon EC2、Graviton5搭載のR9g/R9gdを一般提供開始

## POINTS

  • メモリ最適化枠でGraviton5へ更新され、DB/キャッシュ系の価格性能比再計算が必要になる
  • Nitro Isolation Engineの初採用は、隔離要件の強いワークロード選定で比較項目になる
  • 対応リージョンが限定的なため、東京など未提供リージョンは展開計画と併せて追う必要がある

Amazon EC2は、AWS Graviton5プロセッサを搭載したメモリ最適化インスタンス「R9g」およびローカルNVMe SSD付き「R9gd」を一般提供した。データベース、インメモリキャッシュ、リアルタイム分析、コンテナ/マイクロサービス、主要言語のLinuxワークロード向けと位置付ける。

AWSによると、Graviton4世代のR8g/R8gd比で最大25%高い計算性能、データベースで最大30%、Webアプリと機械学習で最大35%高速。キャッシュは5倍、クラウド上のプロセッサインスタンスとして最速クラスのメモリを備えるという。第6世代Nitro System上に構築され、形式検証を用いたNitro Isolation Engineを初めて搭載し、テナント間および運用者からの隔離を数学的に保証すると説明している。

利用可能リージョンはUS East(N. Virginia/Ohio)、US West(Oregon)、EU(Frankfurt)。Savings Plans、On-Demand、Spot、Dedicatedなどに対応する。

実務への影響

  • メモリ密集系のリプレイス候補として、R8gからの移行試算を始められる
  • Isolation Engineの訴求は、マルチテナントや規制要件のある環境で評価軸になり得る
  • ローカルSSDが要るならR9gd、共有ストレージ中心ならR9gと用途を分ける