Anthropicは2026年9月1日、Claude Fable 5.1とClaude Mythos 5.1を発表した。両モデルは同一基盤で、Fable 5.1は一般提供、Mythos 5.1はサイバーセキュリティと生命科学向けの制限付きアクセスとなる。APIモデルIDはclaude-fable-5-1で、Amazon Bedrock、Google Cloud、Microsoft Azureでも利用できる。
何が変わったか
入力は100万トークンあたり10ドル、出力は50ドルとFable 5と同額のまま、キャッシュ読みを75%減の0.25ドルへ下げた。Anthropicは典型ワークロードで約25%、複雑でエージェント寄りの作業では最大約45%のコスト減になると説明している。Terminal-Bench 4.0ではFable 5.1が55.8%(Mythos 5.1は60.9%)、CursorBench 3.2.0では73.4%と、前世代を上回る数値を公表した。
あわせてEnterprise Frontier Safeguards(EFS)を秋以降に段階導入する。顧客管理のクラウドにデータを置きつつ監視できる仕組みで、利用開始までは対象顧客がゼロデータ保持で使える。サイバーセーフガードの誤検知も減らし、Claude Codeではセッションあたり約60%少ない介入を見込む。脆弱性の発見用途は許可するが、エクスプロイト作成などは制限が残る。
実務への影響
Claude Codeや長時間エージェントを回すチームは、モデル切替とキャッシュ前提のプロンプト設計を見直す価値がある。企業利用ではEFSやゼロデータ保持の適用条件と、Mythos向け検証プログラムの要否を先に確認したい。