Amazon CloudWatchは2026年9月1日、メトリクスアラームとログアラーム向けにウォームアップ期間を追加した。アラーム作成後、指定時間は評価を遅らせ、新しいリソースがメトリクスを出し始めるまでの欠損データによる状態遷移やアクション実行を抑える。
使い方
WarmUpConfigurationで1分から2,880分(2日)を指定する。既定では評価ウィンドウを埋めるデータが揃った時点でウォームアップを早期終了して評価を始める。必要なら満了まで待たせることもできる。追加料金はなく、CloudWatchが提供される全リージョンで利用可能。
従来はメトリクス未出力のままアラームを作ると、欠損データの扱い設定次第ですぐに通知が飛び得た。マイクロサービスをパイプラインで同時にプロビジョニングするチームでは、起動完了前のページングが運用ノイズになっていた。
実務への影響
IaCのアラーム定義にウォームアップを足すだけで、デプロイ直後の誤報を減らせる。ただし障害検知の遅れとのトレードオフがあるため、サービスの起動SLOに合わせた分数設計と、早期終了の既定挙動をチームで合意しておきたい。