株式会社ハイヤールーは2026年8月31日、社内エンジニア向けSkill Assessmentのβ版をリリースした。採用試験Skill Interviewで蓄積したSEI(5領域・460観点)を在籍者評価に転用し、Claude CodeやGitHub Copilot、Codexなどの日常利用ログからAI協働力を測る。正式版は2026年10月予定。
調査で見えた弱点
同社データ(評価約116万件、2026年7月時点)では、意図の仕様化67.3%、環境構築57.6%、共同推論48.6%、実行の統制69.7%、出力の品質保証61.3%。最下位の共同推論は、一度指示して結果を人手修正する使い方に留まる層が多いことを示す。従量課金化が進む中、手戻り回数の差がコスト差になるため、経営が見るべきはトークン量より協働の質だと説明している。
導入はCLI一発。個人情報マスク、Self-hosted構成、個人スコアの閲覧範囲制限(本人と自チーム)を備え、監視ツール化を避ける設計だとする。
実務への影響
AI導入率や利用量だけで推進を語る組織は、評価軸の更新を迫られる。個人としては共同推論——対話で仮説を詰め、検証ループを回す力——が差別化点になる。導入を検討する側は、ログ収集範囲と査定利用の有無を労務・セキュリティと先に合意したい。