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Framework、Laptop 16向けワンキーモジュールの製品化を断念

## POINTS

  • 市販化断念の主因はキー単位コストと歩留まり、薄い筐体内では組み立て性を改善できないこと
  • 残モジュールは参加者へ無償配布。設計ファイルはGitHubに残り、自作は継続できる
  • 次は量産前提のWireless Keyboard Control Board。公式カスタム配列を待つ前提は捨てる

Frameworkは9月10日、Framework Laptop 16向けに進めてきたOne Key Moduleについて、市販できる製品にはできないと結論を公表した。超低背キーボードや入力モジュールを開発者自身が組む構想で、約3年の設計試作と今年始めた開発者プログラムを経ての判断だ。同社は通常、出荷確度が低い段階では発表しないが、今回は設計段階のフィードバックを取る例外だった。

中止理由は二つある。製造パートナーLite-Onと進めても材料費・組み立て費・歩留まりが量産価格に乗らず、キー単位の損益分岐が高すぎた。低量産の複雑さもサプライヤーが抱えられなかった。加えて、プログラム参加の熟練DIYでも組み立てが安定せず、部品が脆く歩留まりを下げた。組み立て性を本改善するにはLaptop 16の寸法を超える必要があった。

残った開発モジュールは参加者へ無償配布し、設計ファイルはGitHubに残す。HandyWorkなどの分割配列や、スペーサー部へPageUpなどを足す試作は出ている。次の開発者向け案件は、量産前提で設計したWireless Keyboard Control Boardだ。Laptop 16で公式のキー単位カスタムを待っていた人は、市販化されない前提で自作または標準配列へ切り替える必要がある。