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キャリア

世界のIT採用意欲は横ばい、企業が最重視するのは対人スキルとAI実装

## POINTS

  • 第4四半期のNEOは37%。増員予定は51%で、採用凍結ではなく選別が続いている
  • 最需要はコミュニケーション41%。技術首位のAI実装34%より対人スキルが上に来た
  • 履歴書ではツール名より、AI導入後に自分が残した判断と再設計の実績を具体的に書く

Experis(ManpowerGroup)は9月15日、2026年第4四半期のTech Talent Outlookを公開した。7月1〜31日に42か国4258社のTech & IT Services雇用主を調べ、純雇用見通し(NEO)は37%だった。前四半期比で2ポイント上がり、前年同期比は変わっていない。51%が増員、34%が現状維持、14%が削減を見込む。

スキル需要は技術より対人側が上位だった。コミュニケーション・協働が41%、職業倫理が37%で、いずれも技術スキルの首位を上回る。技術面ではAI Modeling & App Developmentが34%、AI Literacyが30%、AIを除く従来IT/データが29%だった。人材不足調査では、必要なスキル人材を確保できない雇用主は73%で、2025年の76%からやや下がった。

採用は止まっていないが、増やす対象は「AIを実装し、その判断を説明できる人」に寄っている。調査はアップスキルや勤務地柔軟化、賃金引き上げを不足対策の柱として挙げ、95%の雇用主が複数策を併用する。日本のエンジニアにとっては、ツール利用経験の列挙より、どの業務をどう再設計したか、レビューや障害対応でどう判断したかを示す方が、この需要の読み方に合う。