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Vercel調査、オープンウェイトがトークン量の56%に 単価は5カ月で半減以下

## POINTS

  • オープンウェイトはトークン量で過半数だが支出は14%。費用対効果の切り分けが本格化している
  • Fable 5から半額程度のOpus 5へ移ったチームが多く、最上位の追加能力が価格に見合わないと判断された
  • Gemini 3 Flashの離脱分の4分の3超は他ラボへ。後継が価格と能力で優位を示せないと流出する

Vercelは9月17日、AI GatewayのProduction Index(9月号)を公開した。集計対象は8月までのゲートウェイ経由トラフィックで、オープンウェイトモデルのトークン量が全体の56%に達し、2025年12月の7%から初めて過半数を超えた。金額ベースでは14%にとどまり、フロンティアモデルが支出の大半を維持している。

平均トークン単価は8月に23.2%下落し、3カ月連続の低下かつ4月以来で最も大きい下げ幅となった。1000万トークン超を両月で使ったチームの中央値では、単価は7.6%下がった。Anthropicの支出占有率は8月も64%だったが、最上位のFable 5は7月の13.2%から4.9%へ縮小し、半額程度のOpus 5が22.5%まで伸びた。Gemini 3 Flashは5月以降にトークン占有率の95%を失い、Google全体のトークン占有率は30%から5%へ低下した。

エンジニアにとっての含意は、本番推論の費用対効果がラボの看板よりモデルプロファイルで決まる点だ。Vercelは、新モデルが前世代の強みを保てば顧客は残留し、保てなければ他社へ移ると分析している。最上位を既定にせず、下位ティアやオープンウェイトへ寄せられる作業を切り分ける根拠になる。