本文へスキップ
MameTechNews
バックエンド

Cloudflare、Python Workersを一般提供 FastAPIやDB接続が本番利用可能に

## POINTS

  • FastAPIやFlaskをASGI/WSGIコネクタで載せる。サーバープロセスを自前で立てる必要はない。
  • Hyperdrive経由でPostgreSQLとMySQLに繋がる。対応ドライバ以外はまだ使えない。
  • openaiやlangchain、mcpが動く。未対応のネイティブ拡張はDiscordかGitHubで確認する。

Cloudflareは、2年前に始めたPython Workersを一般提供(GA)した。PythonがWorkersプラットフォームの第一級言語となり、Workers AI、R2、D1、Hyperdrive、Durable Objects、Queues、Workflowsなどのバインディングを、JavaScriptへ都度変換せずPythonから使える。

Webフレームワークはworkers.asgiとworkers.wsgiでFastAPI、Django、Flaskなど標準インタフェースのアプリを接続する。負荷分散はWorkers側が担い、Uvicorn相当を中に立てない。これまで欠けていたTCPソケットをWorkersのconnect APIで実装したため、aiomysqlやasyncpg経由でHyperdriveに繋がる。openai、langchain、mcpなどHTTPクライアント依存のライブラリも、fetchへ橋渡しして動かす。

パッケージ面ではPEP 783(PyEmscripten)が受理され、ネイティブ拡張のWasm向け配布をコミュニティ標準にする。未対応パッケージは残る。Pythonで書いたAPIやエージェントをエッジに置く構想があるなら、対応ドライバとバインディングを確認したうえで本番対象にできる段階になった。