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キャリア

Indeed調査、専門家はAIが大卒の実質賃金を押し下げるとみる向きが強まる

## POINTS

  • 大卒の実質賃金に対するAI下押し観測が四半期で最も大きく動いた。非大卒側は中立のまま
  • Software Developmentは減少予想とAIによる増減予想の両方に入る。単一シナリオで採用計画を組まない
  • 失業率は4.1%台で推移する予想。急回復でも急悪化でもなく、選別採用が続く前提が近い

何が起きたか

Indeed Hiring Labは2026年9月8日から16日に、研究者・経済学者123人へ四半期調査を実施し、9月24日に結果を出した。9月の失業率予想は4.15%、年末4.23%、翌年9月4.32%。Indeedの求人指数は第4四半期に平均0.13%増と、減少継続予想から小幅に転じた。一方でAIが大卒の今後12カ月の実質賃金に与える影響について、大卒寄りの下押しを示す拡散指数は前回47.3から42.4へ下がった。非大卒は50.9で変わらない。

背景

大卒のAIによる職の代替が進んだと感じる指数は55.6、非大卒は48.1。雇用への純効果は「小さなマイナス」45%、「小さなプラス」25%、「効果なし」21%。生産性は3年で「中程度」47%、「相当または変革的」30%。Software Developmentは求人減予想の上位であると同時に、AI起因の雇用増減の両方のリストにも載る。

エンジニアへの影響

専門家でもソフトウェア開発の先行きは割れている。大卒職の賃金下押し観測が、調査項目のなかで四半期の変化が最も大きかった。年収交渉や採用予算は「エンジニア全体が一律に上がる」前提を置かず、担当領域とAI代替可能性で差が開く前提の方が、このパネルの見方と整合する。