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バックエンド

Cloudflare、HTTP 402でエージェントに都度課金するGatewayを限定ベータ

## POINTS

  • 課金はHTTP 402の応答に載り、別の決済画面や支払い専用APIを挟まない。精算通貨はBase上のUSDCだ。
  • 米国の顧客は一部モデルのAI Gateway推論を、Payment-Method: x402でリクエストごとに支払える。
  • 既存のAPIキー課金を置き換えるものではなく、エージェント向けの別経路として足す構成が示されている。

Cloudflareは9月30日、Monetization Gatewayをクローズドベータとして公開した。ドメイン所有者が、サイト、API、MCPツール、データセットへのエージェントアクセスを従量で課金する。購入者はチェックアウトへ飛ばされず、リソース要求と同じHTTPの流れで支払い指示を受け、認可に署名し、精算後に本体を受け取る。

売り手はURLやヘッダ、クエリに合うルールと価格を定義する。検証、再試行、分析、x402プロトコルの追従はGateway側が行う。支払いはBaseブロックチェーン上のUSDCで、Coinbaseのx402 Facilitatorを通す。高価値のページを一度クロールされて何度も使われるケースは別のPay Per Use側で、検証済み購入者が利用を自己申告する形だ。Gateway本体は、リクエストのたびに価値が発生するAPIやツールやデータを想定している。

公開時点の実利用は4系統ある。AI Gatewayでは、米国のCloudflare顧客が一部モデルへ Payment-Method: x402 を付け、リクエスト時に推論へ支払える。Ceramic.aiは400億ページ超の独自インデックスを持ち、最短50ミリ秒級の検索をAPIキーなしでエージェントに売っている。Stocktwitsは既存のAPIや企業向けデータ契約を残したまま、エージェント向けの別経路でセンチメントなどのシグナルを1リクエストずつ売る。API2PDFは、アカウントとクレジットカードを求めた後の継続率が50%超落ちていたため、キーがないリクエストに402を返し、計算と帯域の実消費だけを精算する。

エージェントが外部APIを呼ぶ側では、事前のクレジット残高を持たせずに検索や変換を買える余地が広がる。APIを提供する側では、サブスクリプションと並行して、機械向けの単価と失敗時の再試行を設計し直すことになる。ベータは申請制で、対応レールは現時点ではUSDCに限られる。