9月の削減計画は8月の52,881人から18%減、前年同月の54,064人からも20%減った。年初来は573,195人で、2025年同期の946,426人より39%少ない。全体の削減発表は落ち着いている一方、内訳は偏っている。
テクノロジー企業の9月は1万799人で、8月の6,103人から77%増えた。年初来は165,925人で、前年同期の107,878人より54%多く、30産業で最多、全体の29%を占める。9月の理由別では市場・経済環境が8,789人で首位、AIは3,961人で5位、月間の約9%だった。年初来ではAIが120,136人、全体の約21%で理由の首位のままだ。ここでのAIは企業が削減発表時に挙げた理由であり、自動化による削減と投資原資の確保は区別されていない。
採用計画は9月に90,787人で、8月の12,325人からは増えたが、前年同月より23%少なく、2011年以来最も少ない9月だった。年初来の採用計画は210,612人で前年同期比3%増、そのうちテクノロジーは22,361人で小売に次ぐ。エンジニアにとっては、削減発表の件数と、自分の職種の求人増減は別系列だ。テックの削減シェアが高い年であることを前提に、所属企業の説明がAIなのか需要減なのかを発表文で確認する価値がある。