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情報系の入学が米英豪で減少、IT責任者の45%は新卒需要減を見込む

## POINTS

  • 米英豪の情報系の在籍や入学が、2025年から2026年にかけて減ったと引用されている。
  • 著者の調査では45%が、5年後の情報系学士を採る初級職の需要は下がると回答した。
  • 初級枠を先に削る判断は、将来の中堅とシニアの供給が遅れる前提で人員計画を見直す。

CIOに10月1日掲載されたChris Caruso氏の寄稿は、情報系の人材供給と、採用側の需要が同時に縮む可能性を論じている。供給側では、米National Student Clearinghouseの調査として、2025年に大学の計算機科学と情報科学の在籍が8%超減り、学部全体は1%増だったと引用する。英国はBCSの数字として、18歳のコンピューティング学位への進学が2025年に9%減った。豪州はACSが伝えるACTACの2026年1月報告として、IT関連学位の入学が21%減だったとする。

需要側は、著者自身が2026年第2四半期に行った調査だ。CIO、CTO、IT部門のVPや責任者を含む53カ国の技術責任者1200人超に、5年後の情報系学士の初級職需要を尋ね、6600通を送って回答率は19%だった。需要が減るとしたのが45%、変わらないが28%、増えるが27%だ。減るとした回答は、ほぼすべての国、業種、企業規模で多数派だったという。理由は共通で、AIが定型のコーディング、サービスデスク、管理作業を担い、今いるチームで足りる、という見立てだ。

この数字は単一の公的統計ではなく、寄稿者がLinkedIn経由で集めた調査と、各国団体の公表の引用を重ねたものだ。それでも、初級の入口が細ると中堅以降の供給も遅れて細る、という指摘は採用計画に効く。新卒枠を先に削る判断は、数年後の経験者不足として戻る。記事は、面接で見る点も写経的な実装より、ポートフォリオと、AIの出力を監督する判断へ寄ったと書いている。