AIによる画像・動画制作ツールを開発するArtCraftは、Adobe Creative Cloudの主要ツールに相当するアプリ群「Crafting Apps」をRustでゼロから開発している。構成はPhotoshop相当のPhotoCraft、Illustrator相当のVectorCraft、Premiere相当のFilmCraft、Lightroom相当のLightCraft、Acrobat相当のPrintCraft、After Effects相当のEffectCraft、InDesign相当のDesignCraftの7種類。PhotoCraftはPSDとPSBをレイヤーを保持したまま読み書きでき、収集した135個のテストファイルのうち134個で読み込みと保存の往復後も内容が変わらなかったという。FilmCraftはFFmpegに頼らずH.264、HEVC、ProResなどのコーデックを独自実装している。いずれもファイルをユーザーのPC上で処理し、クラウドやサブスクリプション、アカウントを必要としない方針で、GUIに加えてCLI、JSON形式の制御チャネル、MCPサーバー経由でAIエージェントから操作できるよう設計されている。現時点ではPhotoCraftとPrintCraftが初期アルファ、残りは開発中で、Adobe製品を完全に置き換えられる段階ではない。ArtCraft本体のライセンスは商用利用に制限があるフェアソースとされており、利用時には各リポジトリのライセンス確認が必要になる。
ArtCraft、Adobe製品を置き換えるRust製クリエイティブアプリ7種をソース公開
## POINTS
- Photoshop、Illustrator、Premiereなどに相当する7種類のアプリをRustでゼロから開発しソース公開
- PhotoCraftはPSD/PSBをレイヤー保持で読み書き、CLI・JSON・MCPでAIエージェントからも操作可能
- PhotoCraftとPrintCraftは初期アルファで他は開発中、ライセンスは商用制限のあるフェアソースに注意