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OpenAI、EUのChatGPTとCodex出力に不可視の透かしを導入

## POINTS

  • EUのChatGPTとCodexには今後数週間で入る。APIは同日から全世界で任意設定でき、世界共通の既定にはしない。
  • 検出器は研究者らへ個別提供で、利用者やプロンプトは返さない。見逃しと誤検知があるため一般公開はしない。
  • 透かしは正確さや著者を証明しない。生成文の保存や再配布では、信号が文言に含まれる前提で扱う。

OpenAIは10月5日、EUのAI規則への対応として、テキスト出力に不可視の透かしtextGrainを入れる方針を示した。今後数週間で、EUの対象ユーザーには全プランのChatGPTとCodexへ入る。公開時点では世界共通の既定にはせず、まずEUで実利用の反応を見る。

APIは同日から、世界中の顧客が対象モデルの出力だけを選んで透かしを付けられる。クラウド経由のOpenAIモデル出力にも、今後数週間で広げていく。検出器は研究者と専門組織が申請でき、個別審査で渡す。結果は透かしの有無だけで、利用者やプロンプト、会話内容は返さない。見逃しと誤検知があるため、一般公開はしない。

textGrainは読者には見えない機械可読の信号で、Google DeepMindのSynthIDテキストや、8月にAnthropicが発表した方式と比べて同等以上だったと同社は説明している。透かしの有無でベンチマークは同程度だった一方、確実な検出は保証しない。正確さ、権利の帰属、人間がどれだけ書いたか、人間の著作であることの証明には使えない。

EU向けにChatGPTやCodexのログを保管するチームは、出力が後から機械判定される前提で保存期間と再加工を確認したい。APIで透かしを付けるかは、利用者への説明義務と、文章のわずかな変化を許容できるかで決める。検出結果は補助情報であり、著作や事実の判定にはしない。