Stack Overflowは10月6日、16回目の開発者調査の結果を公開した。7週間で3万人を超える回答があり、仕事、技術、学習、AIの使い方を聞いている。働き方で目立つのは出社と雇用形態だ。毎日オフィスへ行く人は18%にとどまる。フリーランス、受託、自営という答えの割合は前年と大きく変わらない一方、「一人の組織で働いている」は4%から10%へ増えた。同社は、AIエージェントで一人の事業を成り立たせる話を聞き及んでおり、今回の数字がその裏付けになり得ると書いている。同じ稿では、AIと人員削減が、開発者と雇用主の計算を変えたとも述べている。
AIの使い方は、コードに近い作業へ寄っている。コーディング支援やエージェントを使う人の73%は毎日使い、何らかのAIを毎日使う人の3分の1は1日4時間以上だ。使い道の中心は、慣れた領域のコード生成が67%、デバッグが61%で、デプロイ、運用、本番の障害対応は20%だった。エージェントではClaude Codeが66%、GitHub Copilotが59%選ばれている。AIへの好意は回答者全体で62%、毎日使う人では71%まで上がる。
学習意欲は残っている。AI技能を伸ばしたい人は79%で、新しいプログラミング技能を学ぶ人も52%いる。プロンプトやモデルの選び方では、品質を重視する人が75%、費用を重視する人が38%だった。組織側は利用上限が38%、支出の確認が28%、作業ごとのモデル分けが27%、利用者の制限が25%で、支出を増やしている組織は21%だ。一人で完結できる作業は広がりうるが、本番運用をAIに渡している人はまだ少数で、採用側が見るのは速度だけではない。