本文へスキップ
MameTechNews
バックエンド

GNU Guix、LLMが書いたコードの貢献を受け付けない方針を明記 著作権の不確かさを理由に

## POINTS

  • LLMが書いたコード、またはそれを基にしたコードの提出を禁止。理由はGPLと両立しない恐れのある著作権の不確かさ
  • 質問への回答やデバッグなど、出力を提出しない使い方は明記の対象外で、議論では許容の余地があるとされた
  • 参加者の多くは暫定措置と位置づけ、条件付きで認めるGCD 009も提案中。方針が変わる可能性がある

GNU Guixは2026年10月7日、Codeberg上のプルリクエスト#11407をマージし、貢献者マニュアルの著作権の節に「Coding Assistants (LLM) Policy」という小節を追加した。本文は「LLMコーディングアシスタントが書いた、またはそれが書いたコードを基にした貢献は受け付けない」というもので、LLMの出力の著作権の位置づけが不確かであり、プロジェクトが採用するGNU GPLと両立せず損なう恐れがあることを理由としている。このプルリクエストはメンテナーのMaxim Cournoyer氏が9月22日に出したもの。議論では、検索エンジンのように質問に答えさせる使い方は許容され得る一方、生成されたコードを貼り付けて手直しするのは対象になるとの解釈が示された。デバッグなど出力を提出しない使い方には触れていない。より包括的なLLM方針を定めるはずだったGCD 008が取り下げられた後の変更で、複数の参加者は広い合意を得るまでの暫定措置だと位置づけている。逆にLLM支援の貢献を条件付きで認めるGCD 009も提案されている。X上では、ライセンス上のリスクを避ける判断として支持する声と、コードは品質だけで判断すべきだとしてDHH氏らが批判する声に分かれている。