Bun 1.4.3が10月10日に公開され、ランタイム同梱の型検査bun checkが加わった。typescript-goの移植で、tsconfig.jsonを読み、TypeScript 7.0.2のtscと同じエラーを全CPUコアで出す。typescriptパッケージのインストールは不要だ。
公式の適合試験51,210件はすべて通過した。内訳はエラー13,101件、式の型12,463件、シンボル12,463件、宣言13,032件、モジュール解決151件だ。16コアのAppleシリコンでは、VS Codeのソース9,795ファイルが1.24秒対5.98秒(4.8倍)、Next.jsのpackages/nextが0.28秒対1.82秒(6.4倍)だった。メモリ使用量は同じ比較で2.2倍から4.9倍少ない。
意図的に壊した72の公開リポジトリ、1,103設定では不一致が1件だけで、Vueのコアにおいてglobal.tsがmodel.tsより先に並ぶときだけtscが追加のエラーを出した。検査だけを行い、JavaScriptや.d.tsは出さず、エディタの言語サーバーも置き換えない。bun run --check、bun test --check、bun build --checkは型エラーがあると実行や出力を止める。CIの型検査をBunへ寄せるときは、エディタ側のTypeScriptとの差分を自分の設定で先に比べる。