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Anthropic、EnterpriseでチャットとCoworkを一つの会話に

## POINTS

  • 会話はチャットから始まり、コードやファイルが必要なときだけクラウドの仮想マシンへ続く。外向き通信はEnterpriseでは既定でオフだ。
  • コネクタの資格情報はサンドボックスの外に置かれる。支出はEfficientモード、ロールごとのモデル、個人とグループの上限で抑える。
  • Claude Codeのゼロデータ保持、HIPAA対応、顧客管理鍵の組織は統合の対象外で、今の構成のまま残る。

Anthropicは、9月にProとMaxへ出したチャットとCoworkの統合を、Claude Enterpriseでも一般提供した。Web、デスクトップ、モバイルで一つのClaudeになり、始める前にモードを選ばない。会話はチャットとして始まり、コードやファイルが要る作業だけクラウドへ続く。ノートPCを閉じても処理は続き、別の端末で再開できる。チャット、プロジェクト、コネクタ、スキル、プラグインは引き継がれる。

エージェント作業は会話ごとに隔離された仮想マシンで動く。Enterpriseではネットワークの外向き通信が既定でオフで、コネクタの資格情報はサンドボックスの外に置かれる。SSOとCompliance APIは従来どおりで、転送中と保管時の暗号化も続き、既定では学習に使わないとしている。

料金は従量制のままだ。同社は、典型的な作業でOpus 5.5がOpus 5より40%安く、ほとんどの作業でSonnet 5.5がSonnet 5より最大30%安いと説明している。エージェント作業は短いチャットよりトークンを使いやすい。新しいEfficientモードは、統合後の体験で使うモデルをSonnetとHaikuに限る。ほかに、ロールごとのモデル資格、組織・グループ・メンバーの支出上限、グループで共有する月額予算がある。

ゼロデータ保持をClaude Codeで使っている組織、HIPAA対応の構成、顧客管理の暗号鍵を使う組織は、今の構成のまま残る。導入の切り替えはOrganization settingsで行う。確認ポイントは、外向き通信が既定で閉じていることと、対象外のコンプライアンス構成が統合に入らないことの二つだ。