Next.jsは10月28日、16.4とTurbopack向けに、バンドルをエージェントが調べる技能を公開した。導入はnpx skills add vercel/next.js --skill next-bundle-optimizerで、エージェント上では/next-bundle-optimizerを実行する。既定では問題と修正案を報告し、fixを付けるとその変更を適用して分析をやり直す。
技能はnext analyzeのスナップショットをJSONで書き出し、モジュールとチャンクのグラフを再構成する。静的importが1つでも残っていると、lazyにしたコンポーネントが初期バンドルに残る、といった関係を追う。サーバコンポーネントへ移せる処理、大きな依存の重複、ツリーシェイクが効かず未使用コードを引き込む箇所も対象にする。人間向けにはnext analyzeの画面に、大きいルートの一覧、サイズ順の表、過去のスナップショットとの差分、初期表示で同期的に読まれるモジュールの絞り込みが加わった。
Vercelがv0で確認した例は、実験用エディタの常時読込で大半のページから150KB、ダイアログの一括読込でページにより40〜650KB、未使用のトレース表示で7〜61KBだった。vercel.comでは、開いていないエージェント画面向けの描画一式でダッシュボードから255KB、日付ライブラリで平均55KB、共有ユーティリティ経由の観測クエリエンジンでデプロイ画面から125KBを削った。合計では両アプリのページ全体で、圧縮後約2MBを削除または遅延した。RSCでは実行時の状態によってnext/dynamicのチャンクが初期読込に入ることがある。差分の数字だけでマージせず、プレビューで初期表示と操作を確認する。